わかめを極める虎の穴サイト♪

ギフト対応　久米島は地下水に恵まれるだけでなく、島の地質はさまざまで、同時に水質の数にも恵まれていました。

初代は旧具志川村字大田の水を選び日夜試行錯誤した酒造りで徐々に島民に愛飲され始めました。

　米島酒造が創業から今日に至って学んだことは、酒は焦らず妥協せず造りに励んで、愛飲されている方に造りの手間や数量の限界も理解して頂いた事で、より良い酒造りができ信頼が親しみに変わった時に地域の地酒として残せたと思っています。

　顔の見える酒造りのスタンスを持ちながらも地域の意見を素直に聞き、会話をしながら試行工夫して造りあげてきた味が今の米島酒造の酒であり、共に地域と造り上げた文化だと思っております。

　こだわりの造りで常に心掛ける事は、米一粒水一滴に集中する事です。

毎回原料の米も季節や原産地の事情によって状態が変わりますので、その米にあった洗米や蒸しを行なっています。

麹については昔ながらの石川種麹を使った老麹を心掛けています。

　私は素材の性格を読み知ることで自分の理想の味に近づけるよう努力しています。

道具もその性能の特徴や限界を知ることでまたひと皮もふた皮むけることが出来ると確信しています。

同じ生産量でも仕次しだいで全く違う酒が造れるのと一緒で与えられた環境と素材や道具を使っていかに最善をつくせるかが造り手の極みだと確信しています。

だから生産量も米一粒水一滴目の届く範囲が私の理想です。

でも酒が足りないといってよくクレームがきますが、これもまた仕方ないよねといって分かってもらえるのも、顔が見える付き合いがあるからだと思います。